泥にはまったクロサイを建機で泥をかき分け無事救出!


野生動物の楽園アフリカ大陸。
アフリカ大陸では、地球温暖化の影響で砂漠化の進行のほか、干ばつや洪水などの異常気象が頻繁に発生している。
そんな中、異常気象でできた干上がった水場の泥で絶滅が危惧されているクロサイが身動きが取れなくなっているのが発見された。


サイの体にロープをかけて引っ張ればサイが暴れて人間がケガをする可能性があるし、鎮静剤などを撃ってサイを眠らせればサイが泥の中に顔を沈めて溺れる恐れがあることから、ホイールローダーで泥をかき分けてクロサイを救出するという方法が選ばれた。


サイも、何が起こるのか分からず怖がっている様子。。。
身動きできない状態で自分よりもはるかに大きな物が迫ってきたら怖いですよね。


サイを傷つけないように慎重にギリギリのラインまで泥をかき分けます。
「助けてあげるから大丈夫だよ!」って声をかけてあげたくなります。


2時間にわたる作業の結果、クロサイの正面にあった泥はホイールローダーによって取り除かれ、その後クロサイは自力で泥から脱出して、
無事に林の中へと帰っていったそうです。


角を目当ての密猟が横行しているのも事実で、絶滅の危機にある動物だけど、
こうして助ける人間も沢山いる世の中。。。
まだまだ人間と動物の繋がりも捨てたもんじゃないですね。