実機のここをチェックしよう!
実機を見る際のポイントをまとめました。購入後に後悔しないためにもここをチェックしましょう。
実機を見てここだけはチェックしよう
エンジンオイルが入っているか・汚れていないか
エンジンオイルは、エンジンにとっての血液だ。エンジンをかける前に、オイルが入っているか、
汚れていないかを確認しよう。また、エンジンオイルが漏れていないかを、目視で確認できる範囲で見ておこう。
冷却水は規定量入っているか
冷却水が不足していると、オーバーヒートの原因となってしまう。サブタンクに冷却水が規定量入っているかを
見ておこう。また、エンジン始動すると、ラジエターに圧力がかかり火傷や怪我の原因になるので、エンジン
始動後は、ラジエターのキャップは開けてはいけない。
油漏れ箇所がないか
カバーは開けれるところは全部あけ、機械回りを1周して、目視で油漏れがないか確認しておきたい。
また、地面に油溜まりがないかも見ておこう。
外装の状態はどうか
機械の中身も大事だが、やはり見た目も大事である。中古建機の場合は、写真では分からないキズやヘコミが
あることが多いので、実機を見たときに外装をしっかり見ておきたい。
エンジンが始動するか
上述の点を確認したら、いよいよエンジンを始動しよう。
エンジン始動性が良いか悪いかは、エンジンをかけてみないと分からない。
作動不良個所はないか
エンジンをかけたら作動確認をおこなおう。一通り操作をして、作動不良個所がないかを確認しよう。
エンジン回転数を変えながら作動させると尚よい。
消耗品の摩耗状況はどうか
中古建機は文字通り中古である。そのため、様々な消耗品が摩耗していると思われる。
目視や触診、作動確認などで、まだ使えそうか、交換が必要かを判断しておこう。
エンジンが切れるか
エンジンを切れない建機も稀にある。キーをオフにしてエンジンが切れるかどうかを確認しよう。
エンジンが切れなかった場合、強制的に切る事は出来るが、修理が必要となる。
エアコン・ライトなど電気回りは問題ないか
作動確認を終えたら、機械のスイッチ類を押して、電気回りが問題ないかを確認しておこう。
整備をしてから受け渡ししてくれるか
一通り確認した結果、気になった箇所を伝えると修理してくれるお店も数多くある。販売に伴う整備のため、
金額的にも頑張ってくれるかもしれない。どこまで整備してくれるのか、金額はいくらかかるのかをお店と
相談しよう。
運搬はどうするか
中古建機は、在庫地で受け渡しとなる場合がほとんど。購入後は使用地まで運搬してこなければならない。
自分で運搬を手配するか、販売店にお願いするのかを決めておこう。
取扱説明書や、点検簿があるか
取扱説明書や点検簿があるかは、機械によって様々。いざというときに役に立つので、出来れば揃えておきたい。
スペアキーやマスターキーはあるか
これも機械によって様々。特に電子キー付の機械はマスターキーがないとカギを複製出来ず、無くした時に
大変だ。スペアキーやマスターキーについても確認しておこう。
分からないことは何でも聞いてみよう
販売店は、聞いたことには何でも答えてくれる。疑問点や、不明点は何でも聞いておこう。